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2018.11.20

ミノルタ(minolta)MDマウント・MCマウントのマウントアダプターの使い方とコツまとめ

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ミノルタのマウントアダプター

今回はミノルタのMDマウント・MCマウントのオールドレンズをマウントアダプターで使う方法について解説をしていきたいと思います。

ミノルタ(minolta)。
コニカとの合併でコニカミノルタとなり、いまではカメラ事業から撤退してしまいましたが、カメラ・レンズともに非常に高い実力を持つメーカーでした。

いま注目のオールドレンズですが、ミノルタの「ロッコール」オールドレンズは、マウントアダプターを使うことで簡単に取り付けることができますよ。

ミノルタのMDマウントやMCマウント用のオールドレンズは、マウントアダプターでの取り付けも簡単。
互換性などで迷うことも少なく、しかも中古はリーズナブルなものも多いです。

広角から超望遠まで。
個性豊かなミノルタのオールドレンズを、あなたもぜひマウントアダプターを使ってミラーレス一眼カメラで味わってみませんか?

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ミノルタのオールドレンズをマウントアダプターで使用した作例

まずは最初に、ミノルタ(minolta)のオールドレンズをマウントアダプターで取り付けて撮影した作例をご紹介したいと思います。

MC ROKKOR 55mm F1.7 で撮影

ボディはSONY α7(初代)。
マウントアダプターはK&F Concept製を使用しました。

MCロッコール55mm F1.7

↑まずは花のカット。
ボケは美しく、とても素直です。

MCロッコール55mm F1.7

↑こちらは春先に撮影した桜の写真。
やはり、オールドレンズならではのボケが味わい深く美しいです。

MCロッコール55mm F1.7

↑こちらは遠景。
絞って撮っていますが、風景を申し分なくきっちりと撮影してくれています。

ミノルタのロッコールレンズは、1950〜1960年代にはすでに最上級の描写をしてくれるレンズのひとつとして知られていた名品。
それだけに、いまの目から見ても破綻なく、非常に良好な描写を見せてくれていることがわかります

ミノルタMDマウント・MCマウントアダプター

ミノルタMDマウントや、MCマウントとは、いったいどんなものなのでしょうか?
そして、マウントアダプターで使うときにどんなことを意識したらよいのでしょうか?

結論としては、ミノルタのマニュアルフォーカス用レンズは互換性が高く、「ミノルタMD」と書かれているマウントアダプターを購入すれば、特段問題なく使用可能です。

ミノルタのマニュアルフォーカス一眼レフ用マウント

ミノルタのマニュアルフォーカス一眼レフ用マウント

ミノルタ(minolta)のオールドレンズのマウント。

一般的に

・MDマウント
・MCマウント

と呼ばれています。
ですが、じつは上記のマウントは、形状的には同じものです。

さらにいえば、厳密にはMDマウントやMCマウントというものはありません。

正式には「ミノルタSRマウント」

ミノルタMDマウントやミノルタMCマウントと呼ばれているレンズマウント。
これらは、マウントに機能が追加されるたびに便宜上そう呼ばれるようになった名前です。

本来の名前は
「ミノルタSRマウント」
といいます。

ミノルタSRマウントとは、1958年にミノルタが初めて発売した一眼レフカメラ、ミノルタSR-2で初採用されたレンズマウントのこと。
その名の通り、ミノルタSRシリーズというフィルムカメラで使われたマウントであることに由来しています。
SRシリーズの代表機種としては、SR-T101が挙げられます。

ミノルタSR-T101 手頃な価格のおすすめ一眼レフは世界初の分割測光

マウント自体の形状は、2000年発売の最後のミノルタ製MF機、X-370sまで同じ。

ですが、カメラボディとレンズの連動機構が追加され、レンズは「MCロッコール」や「MDロッコール」にモデルチェンジされていきます。

そのため、便宜上、

MCロッコールに対応したカメラボディ:MCマウント
MDロッコールに対応したカメラボディ:MDマウント

と呼ばれるようになったのです。

ミノルタSRマウントのオールドレンズは4種類

ミノルタSRマウントのオールドレンズは、大きく4種類あります。

1.オートロッコールレンズ

オートロッコール

ミノルタがフィルム一眼レフ用として最初に発売したレンズです。

(なお自動絞りのものがオートロッコール。自動絞りではないレンズにはオートという名前はつきません)

2.MCロッコールレンズ

MCロッコール

カメラに「絞り」の値を伝達することができる、「開放測光」対応レンズ。

機能は変わりませんが、前期型の金属製ピントリングと、後期型のゴム巻きピントリングがあります。

3.MDロッコールレンズ

MDロッコール

カメラボディから絞りの制御を可能とし、「シャッター優先AE」を可能としたレンズ。

4.New MDレンズ

New MDレンズ

機能的にはMDロッコールと同じですが、名前から「ロッコール」という名称が消えました。

レンズ自体が小型化、コストダウンも図られています。

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マウントアダプターで使う場合、どのレンズも使用可能

・オートロッコール
・MCロッコール
・MDロッコール
・New MDレンズ

この4種類のレンズ。
レンズマウントの形状はすべて互換性があります。

当時のミノルタ製のフィルムカメラでも、特段問題なく取り付けることができました。

そのため、マウントアダプターでミラーレス一眼に取り付けて使用する場合にも、とくに互換性を心配することなく、どれでも使用可能です。

もしこれからミノルタSRマウント(MDマウントやMCマウント)のレンズを使う場合、「MD」や「MC」「SR」と書かれたものならどれでも心配はいりません

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ミノルタのおすすめオールドレンズについてはこちらで紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。

ミノルタおすすめ中古レンズ13選!緑のロッコールレンズを使ってみませんか?

マウントアダプターの製品名は「ミノルタMD用」が主流

では、具体的にこれからミノルタMDマウントやMCマウント用のマウントアダプターを購入するなら、いったいどんな製品を選んだらよいのでしょうか。

ここまで解説してきたように、ミノルタのマニュアルフォーカス時代のレンズマウントには表記ゆれがあります

ただ、製品名を見たところ

「ミノルタMD」用として販売されていることが多い様子。

ミノルタMD

基本的には、これからミノルタのオールドレンズをマウントアダプターで使いたい場合、「ミノルタMD」や「MD」と書かれたものを選べばよい、といえるでしょう。

注意! ミノルタの「オートフォーカス用レンズ」は互換性なし

ミノルタのAFカメラ・レンズ
ミノルタのAFカメラ・レンズ(画像はα507si)

ただし、ミノルタMDマウントやMCマウント用のマウントアダプターには、ミノルタの「オートフォーカス用レンズ」(ミノルタAマウント/αマウント)のレンズを取り付けることはできません

ミノルタは1985年、フィルム一眼レフがマニュアルフォーカスからオートフォーカスに移行するタイミングで、レンズマウントをまったく別のものに変更しました。
そのため、相互の互換性がまったくなくなってしまったのです。

なお、オートフォーカス用の「Aマウント」は、その後SONYが受け継ぎました。
SONY α7などのミラーレス一眼カメラには、「LA-EA4」などの純正マウントアダプターがあります。
ミノルタのAFレンズを使いたいという方は検討してみるとよいでしょう。
(後述します)

SONYのミラーレス一眼でミノルタ製レンズを使うのもおすすめ!

ミノルタのカメラ・レンズ技術はSONYに受け継がれました。

ということは、ミノルタのカメラやレンズは、いま販売されているSONY製品のご先祖様ともいえる存在
もしいま、SONYのミラーレス一眼カメラを使っているなら、ミノルタのオールドレンズをマウントアダプターで取り付けて、ミノルタからソニーへ至る過去と未来を邂逅させてあげるのもオツなものです。

実際、筆者は以前、MCロッコールレンズをα7に取り付けていましたがサイズ感もばっちり。
バランスよく、美しい写真を撮ることができましたよ!

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ミノルタMDマウント・MCマウントのマウントアダプターの使い方

それでは、ミノルタMDマウントやMCマウントのアダプターの使い方を簡単に解説していきます。

使い方に特段難しいことはありません。
普段、ミラーレス一眼カメラにレンズを取り付けるのと同じ方法でOKです。

1.用意するもの

用意するもの

用意するものは3つ。

・カメラボディ
・マウントアダプター
・オールドレンズ

です。

2.マウントアダプターをカメラボディに取り付ける

普段、レンズを取り付けるときのように、マウントアダプターをカメラボディに取り付けます

マウントアダプターをカメラボディに取り付ける

マウントアダプターをカメラボディに取り付ける

3.オールドレンズをマウントアダプターに取り付ける

オールドレンズをマウントアダプターに取り付けます。

レンズの赤い印と、マウントアダプターの上部にある赤い印(色は製品により異なる)を合わせて噛み合わせます。

オールドレンズをマウントアダプターに取り付ける

時計回りに「カチ」っというまで回します。

オールドレンズをマウントアダプターに取り付ける

※なお、この説明の2番と3番は、逆の順番(レンズをマウントアダプターに取り付けてからボディに取り付ける)でもOKです。

4.装着完了

装着完了

これで装着完了です。

なお、はじめてミラーレス一眼カメラでマウントアダプターを使う場合、「レンズなしレリーズ」などの初期設定が必要となります。

当サイトでも設定方法を解説していますので、もし不明な場合は参考にしてみてくださいね!

マウントアダプターの種類と選び方まとめ ミラーレス一眼に合うマウントアダプターを買うには?

ミラーレスカメラとオールドレンズの使い方 取り付けと本体の設定方法徹底解説

おすすめのマウントアダプター製品

では、これからミノルタMDマウントやMCマウント用のアダプターを購入するなら、どんな製品がおすすめなのでしょうか。

K&F Concept製品が鉄板

結論からいうと

「K&F Concept」製品が定番かつ鉄板だといえるでしょう。

K&F Concept製品

定価、実売ともに2,000円台というリーズナブルな価格ながら、仕上げはとても良好。
精度もよく、筆者が使っているSONY α7との組み合わせではガタなどもなく快適に使用できました。

※あまりにも安い製品を選ぶと、ボディとの接合部にガタが生じたりすることもあるので注意が必要です。

レンズのピントも、わずかにオーバーインフ気味に作られていて無限遠まで問題なく撮影可能でした。

K&F Concept製品では「MD」と刻印

なお、ミノルタSRマウント(MDマウント、MCマウント)用のマウントアダプターには、K&F Concept製品の場合、「MD」と刻印されています

これからミノルタ用マウントアダプターを購入する際、MD=ミノルタであると覚えておきましょう。

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ミノルタのAFレンズの場合は?

最後に、ミノルタ(minolta)のオートフォーカス用レンズのマウントアダプターについて簡単に触れておきます。

SONY α7シリーズでは純正アダプターが存在

LA-EA3

上述したように、ミノルタのカメラ・レンズはSONYが引き継ぎました。

そのため、ミノルタのAFレンズ(Aマウント用レンズ)をSONY Eマウント(ミラーレス)に変換する純正マウントアダプターがあります。
4種類あり、以下の通りです。

LA-EA4:フルサイズ用。すべてのAマウントレンズがAFで使用可能(ボディ内モーター含む)
LA-EA3:フルサイズ用。ボディ内モータのレンズはMFとなる
LA-EA2:APS-C用。すべてのAマウントレンズがAFで使用可能(ボディ内モーター含む)
LA-EA1:APS-C用。ボディ内モータのレンズはMFとなる

フルサイズとAPS-Cは、そのまま対応ボディの違い。

いっぽう、レンズがAFで使えるか、MFになるのかというのは、マウントアダプター内にオートフォーカス用のモーターが組み込まれているかという違いになります。

結論からいえば、α7などフルサイズのボディではLA-EA4がベストだといえます。

廉価なMF専用アダプターも存在

なお、社外品のマニュアルフォーカス専用アダプターも存在しています。

ミノルタのAFレンズには絞りリングがないので、マウントアダプター内に絞りリングが組み込まれ、対応可能となっています。

上記の純正アダプターはかなり高価なので、露出もマニュアルか絞り優先AEとなってしまいますが、検討してみてはいかがでしょうか。

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ミノルタのオールドレンズを味わってみませんか?

このように、ミノルタ(minolta)のオールドレンズは互換性が高く、簡単に使用可能。

ミラーレス一眼のボディに合ったマウントアダプターを入手するだけでOKです。

とくに、マニュアルフォーカスの時代のMDマウントやMCマウントのレンズは、描写も実力もとてもハイレベル
きっとオールドレンズの味わいに魅せられることでしょう!

ぜひあなたも、マウントアダプターでミノルタのオールドレンズを楽しんでみてくださいね!

著者紹介:サンライズカメラ

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