フィルムカメラ、中古レンズ販売ならサンライズカメラ

 0744-46-9124

営業時間:10:00~18:00(定休日:日・祝)

特別連載ブログ フィルムカメラのある生活

2018.11.07

オールドレンズ撮り比べ⑥ OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4 & ZUIKO AUTO-W 35mm F2(作例あり)

← ブログトップページへ戻る


こんにちは、雨樹一期です。最近はフィルムカメラのみの記事が続きましたが、今回は2本のオールドレンズを使い、フィルムカメラとミラーレス一眼で撮り比べてみました。

標準レンズの「OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4」と、少し広角の「OLYMPUS ZUIKO AUTO-W 35mm F2」です。

どちらも個性的で面白いレンズでしたよ。

前回のオールドレンズ撮り比べ記事は以下より。

オールドレンズ撮り比べ ⑤ Leica Elmar 5cm F3.5(作例あり)

OLYMPUS OM-1 の魅力

OLYMPUS OM-1
まずは使用したフィルムカメラについてです。フィルム一眼の中ではメジャーな「OLYMPUS OM-1」です。

小型で軽量で使いやすいです。デザインも洗練されていて、女性の一眼デビューにオススメです。実際、使っている方はとても多いですね。

ちょっとマニアックな部分ですが、シャッター音がめっちゃ好みです。そこに執着している訳ではありませんが、撮るたびにふわっとテンションが上がります(笑)。
*年代によって若干、音が違うようです

ハッセルブラッドはブフォって音、PENTAX SPはパコーンって音。Contax Ariaは同時に巻き送りを行っていて音はやや大きめ。どれもデジタルにはない味があるのですが、OM-1はメカニカルでかっこいいんです。

デジタルカメラのシャッター音は作られた音って感じがしますが、フィルムカメラは生の音で小気味良いんですよね。
フィルムの一眼をまだ持っていない頃、その音にも憧れがあって購入したのを覚えています。

それからいろんなフィルムカメラを使ってきましたが、OM-1の音が一番好きです。

OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4 で撮影

Sony α7での作例(ミラーレス一眼)


ISO 100/絞り F1.4

まずは開放のF1.4での撮影です。かなりふわっとしていますね。ピントはタイヤ付近に合わせました。


ISO 100/絞り F8

同じ場所でF8で撮影しましたが、「ナンジャコリャー」です。同じレンズとは思えない描写の違い。色の乗りも違います。


ISO 100/絞り F1.4

とにかく開放での明瞭度はすごいです。加工したみたいな滲み方。
だけどボケは硬く感じます。


ISO 100/絞り F1.4

ボケが硬いからでしょうか?画面がややうるさく感じますね。開放で撮る時は背景をしっかり意識したいです。


ISO 100/絞り F2.8

少し絞りました。コントラストは高めですね。


ISO 100/絞り F8

絞るほどにカリカリになっていきます。


ISO 100/絞り F2

絞りがF1.4〜2.8はポートレート向き。風景はF5.6〜11くらいでの撮影が良さそうですね。F1.4とF2でもシャープさは随分変わってきます。
とにかくF1.4の個性は爆発しています。


ISO 100/絞り F1.4

TOPと同じ写真です。開放で撮るならシンプルに白の背景がいいかもしれませんね。開放での色乗りはやや落ちます。


好みの分かれそうなレンズだなと感じましたが、開放での写真が好きな方にはオススメのレンズですね。
F5.6からはカッチリに変化。良く言えば万能にこなせるレンズです。


最後にフレア・ゴーストもどう出るのか調べてみました。
ヒゲみたいになっちゃいましたが、見事な虹色!

フレアとゴーストとは? オールドレンズで印象的な写真を撮ってみよう!

続いてフィルムカメラの「オリンパスOM-1」での撮影です。またガラリと変化します。
撮り比べとしてはかなり分かりやすい違いが出ました。

OLYMPUS OM-1での作例(フィルムカメラ)


ISO 100/絞り F1.4

富士の業務用100のフィルムを使用しました。ミラーレス一眼と比べると、色がかなりこってりです。
開放で撮りましたが、明瞭度はミラーレスよりも少し控えめになった気もしますね。


ISO 100/絞り F8

絞りをF8で撮影。ミラーレス一眼の時と同じく、かなりカリッとしますね。

ISO 100/絞り F4

めっちゃ鮮やかですね。

ISO 100/絞り F8

空を撮ってもフィルムらしい一枚になります。右上に薄っすらゴーストが出ています。


ISO 100/絞り F8

フィルムらしい一枚ですね。この味はなかなかデジタルでは出せません。

ところで、「オリンパス OM-1」のシャッタースピードは最速が1/1000秒なので、快晴の日中は開放ではなかなか撮れません。光を入れすぎてかなり露出オーバーになってしまいます。
その点を考えるとこのレンズはミラーレス一眼向きかもしれませんね。Sony α7なら最速で1/8000秒だから、F1.4もバンバン使えます。


ISO 100/絞り F5.6

ただ、フィルムカメラはそんな縛りがあるからこそ、考えて撮るようになる利点もあります。


ISO 100/絞り F2.8

少し日陰になっている場所ならF2.8くらいで適正露出になりますね。

ISO 100/絞り F5.6

作例を見ていただいても分かるように、同じレンズを使っている感じがしません。
やっぱりフィルムには味があります。
気軽に開放で撮れるミラーレス向きだと書きましたが、そもそもがフィルムカメラの為に作られたレンズなので、出来ればどちらも試して頂きたいですね。

まとめ

レンズって昔は絞り値しか気にしていませんでしたが、メーカーによって写りが全然変わります。
オリンパスの標準レンズ「OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4」開放で撮影すると極端に明瞭度が低くなり、ピントをしっかり合わせても輪郭はふわっと縁取られます。
ハイライトの滲みもすごいです。


ミラーレス一眼で撮影 ISO 100/絞り F1.4

カールツァイスのプラナーはボケがとろっとしていましたが、こちらは割とカチッとしています。
背景をシンプルにしないと画面がうるさくなる可能性もあります。


フィルムカメラで撮影 ISO 100/絞り F8

だけど絞ると明瞭度も高まりカリッとします。
色乗りは良く、コントラストも強くなります。フィルムだとかなりこってりした色になりますね。

絞りによって表情を変える不思議なレンズですが、性格をつかめば面白いですね。これぞオールドレンズの味ですね。

OLYMPUS ZUIKO AUTO-W 35mm F2 で撮影

Sony α7での作例(ミラーレス一眼)


ISO 100/絞り F2

35mmなので、人によっては50mmより使いやすいかもしれません。開放での撮影ですが50mmほどの滲みはありませんね。


ISO 100/絞り F8

絞って撮影。パキっとした一枚が撮れます。


ISO 100/絞り F2

お次は開放で撮影。流れるようなボケになりました。歪みが出るレンズとも言われているのでその影響かもしれませんね。

 ISO 100/絞り F8

色の乗りなどが撮るたびに変化しているような気もします(笑)。フィルムっぽい描写になりました。性格を掴めないレンズです。

 ISO 100/絞り F11

だけど表現力は決して悪くありません。オールドレンズはそれぞれ癖があるので、それを掴んで撮影に生かしていくのですが、「ZUIKO AUTO-W 35mm F2」は出たとこ勝負です(笑)

続いてフィルムカメラです。

OLYMPUS OM-1での作例(フィルムカメラ)


 ISO 100/絞り F2

50mmと同じく富士の業務用を使用しました。色の乗りはミラーレスよりもフィルムの方がいいですね。鮮やかです。


ISO 100/絞り F5.6

僕はフィルムで使う方が好きですね。ミラーレスよりも相性が良さそうです。


ISO 100/絞り F8

絞ってF8で撮影すると全体にピントが合うのですが、フィルムの味がより出てきます。


ISO 100/絞り F8

ミラーレスでは性格を掴めないと書きましたが、フィルムの雰囲気を楽しめるレンズですね。


ISO 100/絞り F8

シャドウ部分がやや緑かぶりしていますね。ここらへんは、フィルムならではです。

ISO 100/絞り F2.8

コントラストや色乗りは50mmと似ています。安定感は50mmの方が上で、35mmは使いこなすのが難しいかもしれません。
だけどそれがきっと特徴。出たとこ勝負を楽しめますよ。

まとめ


フィルムカメラで撮影 ISO 100/絞り F2

コントラスト、発色、ハイライトやシャドーの表現が面白いですね。悪く言えば安定感がありませんが、いいボケ味も出します。


ミラーレス一眼で撮影 ISO 100/絞り F2

こちらはミラーレスでの一枚ですが、フィルムっぽくなりましたね。意図しない表現が生まれやすい、面白いレンズです。
35mmなので50mmよりも広角。歪みが出ると言われているレンズですが、そこまで気になる感じはありません。

今回紹介したレンズはいずれも独自の個性がキラリと光っています。
特徴が分かりやすいのは50mmですが、撮っていて楽しいのは35mmでした。

フィルムカメラもデジカメ・レンズも最高値の買取を約束します!

著者紹介:雨樹 一期(Ichigo Amaki)

フィルムカメラ・トイカメラの多重露光などで作品撮りの傍ら、大阪・東京を中心に全国でフィルムカメラワークショップを開催。 その他、カメラの個人レッスン、ペット・家族の撮影をしています。 基本、娘と猫と珈琲とカレーに生かされてます。

この著者の他の記事

ブログトップページへ戻る

ABOUT THIS ARTICLEサンライズカメラについて

サンライズカメラはフィルムカメラを専門に扱うオンラインショップです。カメラ・レンズの販売買取だけではなく、カメラ愛好家が集うサイトを目指して情報発信を続けています。公開中の記事は、カメラのプロライターが執筆したものから、フィルムカメラを初めて手にした初心者の体験レポートなど、多種多様にそろえています。デジタルカメラとは違うフィルムカメラの魅力に触れて頂けたら嬉しいです。「こんな記事を書いて欲しい」というご要望もお気軽にお聞かせください。 

TOP > 我らフィルムカメラ主義 > オールドレンズ撮り比べ⑥ OLYMPUS G.ZUIKO AUTO-S 50mmF1.4 & ZUIKO AUTO-W 35mm F2(作例あり)

ショッピングガイド

ご注文とご連絡の受付

WEBサイト上からは24時間いつでもご注文可能です。

お電話でのお問い合わせ、メールのお返事は、平日10:00~18:00に受け付けております。

お支払方法

クレジットカード

クレジットカードブランド一覧
カード決済にはVISA/JCB/MASTER/ダイナース/AMEX/NICOSなど、国内主要カードがご利用いただけます。

代金引換

商品受け取り時に配達員の方へ商品代金をお支払いいただきます。別途手数料を頂戴いたします(一律500円)

銀行振込

振込先はジャパンネット銀行となります。振り込み手数料はご負担ください。

PAYPAL

インターネット決済サービス「PAYPAL」を通して、商品代金をお支払いいただけます。

送料とお届け日数

ヤマト運輸宅急便発送・送料無料

ご入金いただいてから、24時間以内に発送します(日曜、祝日を除く)。ヤマト運輸「宅急便」でのお届けです。

※沖縄県、北海道、離島については航空便利用のため、1,500円の送料を頂戴します。

送料とお届け日数

安心の1ヶ月間動作保証・返品可能

返品については(場合により手数料が発生しますが)、理由を問わず承っております。また、1ヶ月の保証期間内に動作に不具合が出た場合は、購入金額を上限とした修理または返金の対応をいたします。

詳しくはこちら

Facebook

〒633-0072 奈良県桜井市箸中194
古物商許可番号 奈良県公安委員会:第641050000619号

お問い合わせ